25年前にシュラナに来たときは、秘境の地といった感じで、クライマーくらいしか寄り付かない村だったのですが、今は道が綺麗に整備され、観光バスまで来るようになりました。
この10年の間にも、新しい家が増えて、村も少し広がったようです。
4/7(日)、あいにくの曇り空ですが、ここまで来て、シュラナの絶景を見せずに、スギウラさんとヨシカワさん(二人は、2週間で帰国します)を返すわけには行かないと、観光に来ました。
10年前は、村のすぐそばまで車で行けたのに、だいぶ手前に有料駐車場ができていて、だいぶ歩かないといけなくなった。
▼崖の上にたたずむ、シュラナの村。
シュラナの村。遠いな~。
歩いたら、見た目ほどは遠くなかったけど。
25年前に宿泊した山小屋は、小綺麗なレストランになりました。
まだ宿泊もできるらしい。
▼右の建物がレストラン。左に上がると、岩棚になっている。
左の岩棚に上がって、よくストレッチをした。
▼昔山小屋だったレストラン(下切れちゃった、デジカメの液晶割れて、下が見えないので・・・)
▼レストランの中は、岩がそのまま壁になっている(岩を利用して建てた)。
今は塗り固められてしまったが、昔は岩そのもので、岩壁でボルダーしたりしてた。
泊り客は、皆クライマーだったので。
レストランの左の岩棚に上がると、絶景が広がります。
柵はなく、安全確保は自己責任で・・・。
▼岩棚からの絶景(1)
青空でないのが残念。写真では、なかなか伝わりにくいですが、目の前に広がる崖は、迫力があります。
岩棚の下は崖、右に見えているのは、レストランのテラスの天井。
▼岩棚からの絶景(2)
崖を拡大。クライマーが登っています。見えるかな?
▼岩棚からの絶景(3)

スギウラさんと我が家。
▼シュラナの街の風景。

村の写真、もっと撮ればよかった。
▼シュラナの教会
▼教会のファッサード。
カタル―ニャロマネスク建築がかわいくて、好きです。
▼教会の中。
1ユーロ硬貨を入れるとライトが点灯するシステムなのですが、我々の前に入った人が1ユーロ入れてくれたので、おこぼれライトで中を見れました。
▼教会を反対側から。
▼崖の上のレストラン(元山小屋)は、船のように見える。

▼少し引いて、レストランと崖。
▼レコンキスタの時に、イスラムの女王が身投げしたという伝説が残る、城跡
25年前は、中に自由に入ることができ、そこで寝泊まりしているクライマーもいたくらい。
修復のためか、12年前に来た時は、すでに立ち入り禁止になっていたが、12年前と比べて、修復されたのはごく一部で、ほとんど進んでいない。
昔のように、中を見学できるようになる日は、来るのでしょうか?
シュラナを後にして、車でシュラナ湖(ダム湖)へ。
直前まで雨続きで、どの川も濁流だった南仏とは対照的に、カタルーニャは雨が全然降らず、ダム湖も渇水しています。
バルセロナの知人に聞いたところ、節水の呼びかけもあったようですが、キャンプ場ではどこ吹く風で、シャワーでも水場でも、ジャバジャバ水(お湯)を出して使ってます。
ここに来て、連日快晴で、このシュラナ観光のときだけ曇り。
本来、この時期のカタルーニャは雨期で、登りたいのに雨で登れないって日が結構あったので、雨が降らないのは有難いけど、少し心配になります。
▼シュラナから見た、渇水したダム湖。
▼近くで見ると、明らかな渇水。
▼シュラナ湖から見上げた、シュラナ。

本来なら湖の上に、シュラナが聳え、さらに晴天なら、綺麗な写真になるのですが、渇水で水面が写真に入らない。
▼手のひらシュラナ?(おまけ)

シュラナの紹介おわり。
さて、クライミングですが、少し成果がありました。
それに関しては、また後日(^^♪